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■依頼したい曲の概要

私が執筆しているファンタジー系創作作品『MYTH』の作中に出てくる、
とある地方に根付いている歌(子守歌のようなもの)を作曲していただきたいです。
 

■「子守歌」の歴史について

現在は『MYTH』の世界の一部の地方(ファラルト地方)に根付いている歌で、主に「子守歌」として親しまれています。

『MYTH』には「神話時代」というものがありました。
その頃の世界には神様が居て、エルフや有翼種族等のいわゆるファンタジー世界の生き物が当たり前のように存在していました。
やがて神様は神様同士の争い合いの末に眠ってしまい、その影響で神様の恩恵を受けて生きていたファンタジー世界の皆さんも弱体化したり数が激減して、何の影響も受けなかったヒト族の時代「ヒト時代」がやってきます。

今回依頼したい「子守歌」の元になった歌は、この神話時代後期からヒト時代初期に誕生したものです。
元々は「ファラルト地方の豊かな自然や四季の移ろい、穏やかな時間の流れ」を歌った歌だったのですが、
争い合う神様たちに対する「どうか鎮まってください。私たちとあなたたちにどうか安らかな時間を。」という祈りの歌へと変わっていきました。
神様が眠った後もその歌は親から子へと歌い継がれて、何百年もかけて少しずつ姿を変えていって、現在は「子守歌」として定着した、という流れを持っています。
(余談ですが、この歌は「ファラルト地方のヒト族の娘が竜の元に嫁ぎ、竜たちに歌って聞かせて手懐けた歌」としても伝わっていて、竜を鎮める歌(=嵐などの自然災害を鎮めるおまじない的な歌)としても親しまれています)
 
 

■ファラルト地方の資料

参考資料です~。(この辺りで歌われているんだなぁという参考程度に)


 
 

■依頼内容について

今回依頼したいのは、「子守歌」としてファラルト地方のヒト族に親しまれている歌になります。
バックボーン的なものは↑の通りなのですが、基本的には最初にお渡ししたイメージ写真・イラストから想起されたものを作っていただけると嬉しいです。
幻想的な異世界感と懐かしさが同居したような、穏やかな夕暮れ時のイメージです。陽が落ちると大体みんなそのまま眠ってしまう時代です~。

演奏も含めてひとつの曲として聞きたいので歌の部分が主役になる必要はないと思っているのですが、「子守歌」として歌い聞かせる際に歌声だけでも成立するのが理想的です。
雰囲気的には、つい先日金曜ロードショーでやっていたゲド戦記のテルーの歌とか、ああいう温度感かなあって想像しています。(このイメージに引っ張られる必要はないですし、今回の依頼では明確な歌詞が無いので、ここまで歌自体が主張する必要もないです!)

個人的にイメージに近い印象を受けた山出さんの曲はこの辺りの作品です~。
車輪 https://twitter.com/lurci_icrul/status/1373605311324426241
祭夜 https://twitter.com/lurci_icrul/status/1348238160111681536
水の音 https://twitter.com/lurci_icrul/status/1338091296280473603
下露が躍る https://twitter.com/lurci_icrul/status/1311999402005925888

ちなみに、今回の依頼とは方向性が違いますが、山出さんの2分20秒シリーズでは「湖底」が一番好きです~っ!
 

  

他に必要な資料や質問などがありましたら気軽にお知らせください!