世界にひとつだけの本

子供の頃から構想を練り続け今でもまだ書き続けている創作小説があります。
タイトルを『MYTH』といいます。
サイト内でも度々わたしの代表的な創作作品として紹介しているアレですね。

少々事情があり身辺整理をしていたところ、その創作小説が出てきました。
当時(1999年~2001年頃)頒布していたのはコピー本だったのですが、わたしが手元に残していたのは表紙が無かったり製本されていなかったりという、いわゆる「コピーした紙を二つ折りしただけのもの」がほとんどでして。これ、よくデータを吹き飛ばしていたわたしが「データがなくなっても再販できるように、原稿の代わりとして」残していたものでした(っ゚、。)っ
そのうち同人活動をやめてしまったのでその後その機会はやってこなかったわけですが、何度も読み返していたからかなりボロボロになっていまして。
仮止めすらしていないのに1枚も紛失することなく残っていたのが逆にすごいよ・・・。
しかもやはりデータはもう残っていません・・・というか、これワープロで書いてたのでそもそもフロッピーディスクの規格もファイルの拡張子も違うんですよね。。。

年末年始休みに特に何の予定も無く時間に余裕があったので、これらの過去に発行していたコピー本たちを印刷会社にしっかりとした本として製本していただくことにしました。物理バックアップですね(゚ω゚*
まずデータがないので、紙を一枚一枚スキャンしてテキスト化ツール(Online OCR/http://www.onlineocr.net/)に補助してもらいつつせっせとデータ化していきました。
文明の利器はすごいですね・・・。もし真正面から印刷済みの文字を目で追って全部打ち直していたらいつまでかかったか分かりませんでしたよ(☍﹏⁰)
『MYTH』自体は1999年から2001年にかけて本編だけで8冊(設定本なども含めたらすごい数になります)発行していて、合計ページ数はだいたい800ページくらいです。文字の大きさや行間などが毎回まちまちだったのですが、文字カウントしてみたら40万字くらいでした。データ化ほんとにがんばったな・・・!
せっかくなので誤字脱字以外は一切手直しすることなく、当時のつたない文章のままで入稿することにしました。

今回、頒布予定は無かったので500ページ程度の本を1冊から印刷してくれる印刷会社にお願いしました。
候補はいくつかあったのですが、任意の箇所に無制限に遊び紙(印刷可)を挿入できると言う点に惹かれて、「ちょ古っ都製本工房」さん(http://www.chokotto.jp/)のお世話になりました。
表紙はフルカラーで、ペルーラのスノーホワイトに刷ってPP加工してもらいました。
本文は巻頭の1ページだけフルカラーにして、実際に収録されている巻の当時の表紙イラストと発行日を載せて、遊び紙は本文の章と巻の区切りごとに挿入してもらいました。
本当は1冊に纏めてしまいたかったのですが、300ページを超えると背表紙の強度が弱くなるとのことだったので、上下巻に分割しました。
結果、250ページほどの本が2冊になりました(‘ω’
2段組にしたからだいぶスッキリしたようで!
ちなみにこの内容で、2冊で印刷&製本代は2000円くらいに収まりました。少部数どころか1冊だけなのに、ありがたい話ですね。
これなら頒布予定がなくても気軽に本を出せそうです。

印刷会社に入稿して同人誌を作ってもらうのはかれこれ十数年ぶりなのでワクワクしながら待っていたら、想像していたより重い荷物が届きました( ゚ω゚)・∵ ;
開封してびっくり! 1冊ずつしか頼んでいないのに予備を1冊ずつ付けてくれたァ!?
何百冊か刷れば数冊予備で同梱されるものだとは思っていましたが、1冊からでもそうなんですね・・・逆に申し訳ないことをした気分にorz
もう1冊ずつはカバーをかけて本当に物理バックアップとして保存させてもらうことにしました。

表紙は最近描いたものを使用していますが、裏表紙は過去の発行していたコピー本の表紙イラストを使用しています。印刷用データが残っていなかったのでちょっとガビガビしていますが(☍﹏⁰)

見てください、この厚さ・・・!
本文紙は72kgの書籍用紙なのですが、なかなかのボリューム。
実は『MYTH』は誰にも公開していないものの当時の内容と比べて全面的に書き直されているので、「旧版」としています。
いつか「改訂版」もこういう形にしてみたいものですね。

中身はこんな感じです!
中表紙はカラー。なかなかよろしい発色でした。
所々色が違う部分が巻や章の境目で、遊び紙が挿入されている箇所になります。
遊び紙(アイボリーだからちょっと分かり辛くなっていますが)には章のタイトルを印刷。
挿絵も当時の絵のままです。絵がな、酷く古くてな、吐血ものでな・・・( ゚д゚)・∵ ;

表紙の紙も印刷も、キラキラでとても綺麗です。
1994年っていうのは構想を練り始めた年ですね。
実際に初めて本を発行したのは1999年です。
ひとりぼっちの創作活動ですが、わくわくきらきらしながら小説を書いていた昔の自分と向き合いながら楽しく本を作ることができました。
昔同人活動をしていたけど大人になってすっかりそういう世界から離れてしまったなあという人にも、こういう思い出を掘り起こして再構築する作業ってとても楽しいのでおすすめです。

 

あとね、

  実は新作のアクキーや文房具もあるんだよ!!( ゚ω゚)・∵ ;

自動着色という文明の利器

最近話題の「paintschainer」。これは人工知能的なあれなのでしょうか(‘ω’
機械の中の人が取り込んだ色んなイラストを学習して賢くなっていって、出力する画像の精度が上がって行くという仕組みだと聞きましたが、頭のいい人はすごいことを考えますね!
このままどんどん改良を重ねていけばグラフィッカーが要らない子になる時代もきてしまうのでは・・・というのは考えすぎなのでしょうか。
いまの精度でもラフ提出くらいにならとても役立ちそうな気g(

時間が出来たらアクキーのイラストにしようと思って描き貯めていた
創作イラストのラフを使って興味本位で試してみた所・・・

▼元の絵
▼元の絵

▼無調整で自動着色されたもの
▼無調整で自動着色されたもの

▼用意されているパレットでガイド色を数箇所乗せた結果
▼用意されているパレットでガイド色を数箇所乗せた結果

▼更にWebカラーコードでガイド色を追加した結果
▼更にWebカラーコードでガイド色を追加した結果

正味10分程度の作業だったので塗り忘れや指定箇所が甘い所がありますが、
マウスでぽちぽちとガイド色を数箇所指定しただけでここまでやってくれました。
全く線の整っていないラフですらここまで着色してくれるとは・・・。
いやはや、いろんな意味で恐ろしい時代になったものだなと思います・・・!

ちなみにガイドを削除し忘れたまま別の絵を取り込んだらこうなりました。

ガイドを削除し忘れたまま別の絵を取り込んだ
いやはや、いやはや・・・

ご自分でも試してみたい方はこちらからどうぞ~。
http://paintschainer.preferred.tech/

デザインフェスタ44

5月のデザインフェスタにも行ってきましたが、ぎっくり腰事件とお目当ての作家さん落選で不完全燃焼だったので、11月のデザフェスにもいってきました!
薄給なので1回の遠征に10万軽く吹き飛ぶのはなかなか厳しいのですが、年に2回のお祭りだと思えば遠征積み立ても捗るというものです。
今回は転職したてで心身ともにやや疲れ気味でしたが、膝と腰の調子はよかった&体調も万全でした!
デザインフェスタ44

デザインフェスタ44

やっぱり間近で大きいパネルにリアルタイムで描かれていく作品を見せていただけるというのは本当に嬉しいです。わたしは本番に弱いのでこういうことは絶対に出来ない・・・!
右下のドラゴンを描かれている作家さんのライブペイントは毎回拝見させていただいているのですが、毎回おおおおってなります・・・写真ではなかなか伝わりませんが、実物の迫力は本当にすごい。勝亦勇氏の作品です。

デザインフェスタ44

リアルでふしぎなLEDきのこちゃん。高野幸雄氏の作品です。
過去に特集記事を拝見したことがあるのですが、キノコへのこだわりがすごい・・・!
机の上に飾りたいなあと思いつつ、繊細なつくりをしているので無事に持ち帰るのが怖かったので断念orz 遠征組の物理的な制限はなかなか難しい所がありまして。プチプチでぐるぐる巻きにするとかさばるし、なかなか悩みどころですね。

デザインフェスタ44

そして今回のデザフェスの本命。かがみ氏のおともちゃん。ガラスで出来た表情豊かで色とりどりのふしぎな生き物ちゃんです。
1年半前に始めていったデザフェスで見かけて以来の大ファンなのですけれど、前回は落選されていて作品に再会できず、今回念願のお迎えが叶いました。

デザインフェスタ44

↑我が家に来た最初のおともちゃんはこの2匹。
首をかしげたイエローちゃんと、フチにしがみつくピンクちゃん(‘д’*
作家さんにおともちゃんへの思いの丈をぶつけてみたら、ご好意でオーダーを受け付けてくださったので、来年もう一匹が我が家に来てくれることになりました!たのしみ・・・!

デザインフェスタ44

夜にはビッグサイトの壁にプロジェクションマッピングの演出が。いやあ、すごいですね都会のイベント!

おにく

おにくもおいしかった。都会のおにくおいしい。